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職業用ミシン・エクシムプロでこどもエプロンPart2~裾の額縁縫い~

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こどもエプロン
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額縁縫いの方法

まずは、両サイドと裾をそれぞれ三つ折りしてアイロンをかけましょう。

三つ折りを一つ広げ、二つ折りにした所の写真がこれです(下の写真)。ちょうど直角となる、サイドと裾との交差点の部分ですね。
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写真、少しわかりにくいかもしれませんが、出来上がり線の交差点がわかるようにアイロンがかけてあれば大丈夫です。

 

 

次の写真は、直角(90度)の交差点の角を半分(45度)に折った写真です。
裾、サイドそれぞれの三つ折りを、一つ広げた二つ折りの折り目(端から1cmのところ)同士が同一直線上となるように半分(45度)に折ります。中表になるように折りましょう。

目打ちの先で指示している場所は、「出来上がり線の交差点の頂点」です。
その頂点から垂直に線を引いておきましょう。写真の青いチャコペンの部分です。
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垂直の線が引けたら、その線をミシンで縫いましょう。
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ミシンで縫い終わったら下の写真のように不要部分をカットしましょう。
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ミシンをかけた部分広げて、直角になるようにして、
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ひっくり返すと下の写真のようになります。
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目打ちの先で指示している部分が出来上がり線の交差点の頂点となります。交差点の頂点っていう言い方はおかしいですね・・・交差点です。

額縁みたいですよね?

反対側の角も、同様に額縁縫いをしましょう!

こんな感じになります。きれいですよね。
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サイド→裾→サイド と、三つ折りした部分をミシンで縫うとこうなります。
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角の始末を額縁縫いで行うことのメリットは、見た目がきれいということはもちろんですが、裾の三つ折りとサイドの三つ折りが重ならずに縫うことができるので、ミシンで縫いやすいということもあります。両方とも三つ折りをした重なる場所にミシンをかけようとすると厚くてミシンが進まないというトラブルも防ぐことができます。

エクシムプロのような直線専用の職業用ミシンでしたらあまり気にする必要はありませんが、家庭用ミシンでこの厚みをある部分を縫おうとすると、「ミシンが進まない」「針が折れた」「糸がからまった」など、起こる可能性もあります。というか、私は家庭用ミシンで何度もこんなトラブルを経験してきました。
実を言うと、職業用ミシン・エクシムプロを使っているときも生地が重なった厚みのある部分を縫う時はいまだにドキドキです。「動かなかったらどうしよう・・・」そして、縫い終わった後に感激するのです。

「あ~、本当に職業用ミシンを買ってよかった!ありがとう、エクシムプロ!」

 

本当に頼りになります。


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