鬼のパンツに限らず、ミシンで何か作るときにはまず布を切らないといけません。
当たり前か・・・。
ミシンが難しくて苦手と言う方は世の中に沢山いらっしゃると思うのですが、
私はミシンよりもこの布を切る作業「裁断」がとても苦手なのです。
長年ミシンをやってきた経験から
「作品がきれいに仕上がった時というのは、裁断がきちんとできたときだな~」
と、感じています。
型紙通りに布を切るのって、簡単そうで難しい。
小物よりも大きなもの、例えば難しかったのは子供のお昼寝布団のカバーです。
直線で、長方形だし簡単そうな気もするのですが、巾も広いし面積も大きい。
私にとってはまっすぐに布を切ることは至難の業でした・・・。
きれいに裁断するために、いろいろ苦労して道具も試しました。
裁縫を始めたばかりの頃は裁断ばさみを使って切っていましたが、
というか、ハサミで切ることが当たり前だと思ってそうしていたのですが、厚い布を切る時などは、けっこう型紙からずれて切れちゃうことが 多いんですね。
厚い布以外ですと、ガーゼとかもハサミに引っかかって上手く切り進められない・・・。
そして、けっこう本格的に服などを縫い始めたところ、ロータリーカッターとマットというものに出会いました。
はさみでも十分切れるわけだし、こんなの買うの贅沢かな・・・と最初は買うことを躊躇していたのですが、
思い切ってある日買いました。
・・・どうしてもっと早く買わなかったんだろう!
もう、今ではこれ無しでは布をきることができないくらい活躍しています。
細かくて切りにくい時は裁断ばさみも大活躍ですが、どちらも私の大切な道具です。
写真は実際に使用しているものです。
だいぶ、年季が入っています。
私が使っているのはクローバー ロータリーカッター45mmです。
刃に傷がついてきたらクロバーロータリーカッター替刃 45mm(57-503) 【個】もあり、私も何度も交換しながら使っています。
もう一回り小さいサイズでクローバー ロータリーカッター28mmがありますが、
こちらは、持っていません。いつか買おうと思いながらもう何年も経ちました・・・。
すみません、鬼のパンツの型紙と裁断について書いていくつもりが脱線してしまいました。
今回使った型紙は、自分のもっているゆったりパンツみたいなガウチョパンツみたいなステテコみたいなやつを参考に なんとなーく作りました。
劇で使うやつだし、まあいっか・・・ということで。
あ、でも適当につくるといっても、縫い合わせる場所の長さとか寸法はきちんと合うように修正しながらです。
前パンツ2枚、後ろパンツ2枚。
型紙を作るときはいつも縫い代込みでつくっています。
縫い代は、お腹と裾以外は1cm。これもだいたいです。
印つけなどは一切せず、にミシンについているメモリをたよりに1cmの位置を縫っています。
慣れないうちは、チャコペンとかで書いたほうが間違いとおもいます。
詳しい作り方は、次回は脱線しないように書いていきたいと思います。
ここまでお読みいただきましてどうもありがとうございました。