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職業用ミシン・エクシムプロで節分の鬼のパンツの作り ~つくったきっかけ~


oni-pantsもう、節分もとっくに過ぎてしまいましたがエクシムプロで鬼のパンツを作った記念に作り方を書きます。自己流、ミシンを使い始めてから30年近くたちますが、手芸本を参考に本当に自己流でここまできました。なんとかなるものです。

さて、この「鬼のパンツ」なぜ作ったかというとそれは劇の為です。「こぶとり爺さん」という昔話をご存じでしょうか?鬼の前で上手に踊りを踊ったおじいさんは、じゃまだったこぶを鬼にとってもらい、それを聞いた意地悪爺さんも真似して踊ったら、踊りがヘタ過ぎて鬼を怒らせてしまい、こぶを顔にくっつけられてしまったという、あの有名なお話です。この「鬼のパンツ」は、その「こぶとり爺さんの劇に登場する鬼の衣装として作ることになりました。履くのは、私の夫。わが子が通う保育園で劇をする為です。

「えっ?保育園で親が劇をするの?」ここまでお読みいただいた方は、きっと不思議に思われることでしょう。幼稚園や保育園で劇といえば普通は子供が親の前で発表をすることが一般的だからです。子供たちが一生懸命に練習した劇を親がムービー片手に鑑賞する。うちの子はどんな役だろう?台詞はちゃんと言えるかな?そんなハラハラした気持ちで見守るのが一般的な幼稚園、保育園の親御さんだと思います。

しかし、わが子が通う保育園は違うんです。「親」が子供たちの前で劇をするのです。劇以外にも、ダンスやバレエ、歌などをするクラスもあります。「お祭りで、親が子供の前で劇をする」って初めて聞いた時は私もびっくりしました。今はもう慣れましたが・・・。でも「一体なぜ?」って思われますよね。私も思いました。

その目的は「親の本気を子供に見せる」という事なのだそうです。あまりピンときませんよね・・・?でもよく考えてみると親が子供の前で発表するって、日常生活ではあまり無い機会なんですよね。そうなんです。子供の発表を親が見る機会はあっても、その逆って案外無いんです。自分のお父さんやお母さんが劇をやっている姿を見る機会なんて、親が劇団員でもない限り無いでしょう。

それぞれの保護者、(もちろん保育園ですから仕事を持っている保護者が)
平日の夜、仕事が終わった後に保育園に集まり劇の練習をします。
共働き家庭にとって、平日の夜ってめちゃくちゃ忙しい!
でも、その時間をなんとかやりくりして練習するのです。練習中に家でどちらかの親が面倒をみてくれれば良いですが、そうではない子ども達は親と一緒に練習に来て眠い目をこすりながら、お父さんやお母さん達が一生懸命練習する様子を見ています。

「うちのお父さんは鬼」「私のお母さんはお婆さんの役」どんな風に思いながら見ているのか・・・。
自分の大好きな親が演じている姿を子ども達は本当に真剣に見ているのです。
親が悪役に倒されたりすると大泣きする子もいたりして、子どもって本当に純粋ですね。

そう、そんなちょっと変わった保育園の劇、「こぶとり爺さん」で使われる衣装として
この「鬼のパンツ」作りました。

鬼のパンツの製作エピソードはここまで。

次回からは自分の防備録がわりに、作り方をまとめていきます。


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