職業用ミシン・エクシムプロでテントの修理

ハンドメイド以外

職業用ミシン・エクシムプロでテント袋を修理できるか?

ずいぶん破れてしまっています。これ、テントの袋です。
今回は、このテント袋を修理していきます。

スノーピークのテント袋が破れている画像

上の写真、タグにある「ドッグドーム」という名前のテント。ドッグとついていますが、犬用ではありません。

↓のような形のsnow peakのテントです。

このテントを畳んで収納する袋が破れかけてしまい、修理することになりました。

テント袋はどんな風に破れているか?

破れかけてしまっているのは、持ち手の取り付け部分です。テントは重いので、持ち手のような力のかかる部分は、やはり破れやすいんですね。いろいろなバッグをミシンで作ってきましたが、やはり持ち手の取り付け部分接着芯をつけて強くしたり、何度も返し縫いをしたりして力に気を遣う部分です。

縫い目がほどけているとかではなく、縫い目の部分で裂けているという表現が一番近いかなと思います。下の写真をごらんいただくとわかりやすいかもしれませんね。

見事に裂けています。

スノーピークのテント袋、持ち手部分が破れている画像
スノーピークのテント袋が破れている画像

さあ、どうやってテント袋を修理しよう?

この袋だけを縫い合わせるということでは、きれいに修理できなそうです。もしこの裂けてしまったぶぶんだけを縫い合わせ用としたら、生地がつれてしまって変な形になってしまうと思われます。

今回は、別の生地を縫い付けてふさぐことにしました。

別の生地を縫い合わせて穴をふさぐ

穴をふさぐために準備したのが↓のような布。

テント袋を修理するための布

たしかナイロンタフタという素材だったかな。

以前、エコバッグを作ったときに余ったものです。テントの袋も薄くて撥水みたいな素材なのですが、手持ちの生地のなかでは、このカラフルなフルーツ模様の生地が一番似ている素材でした。

裂けてしまった部分に、このカラフル生地を縫い付けます。

裂けた布の片側に生地をぬいつける

中表にして、裂けてしまった生地の片側に重ねて塗っていきます。

破れた部分を縫い合わせる画像

破れた部分を縫い合わせる画像

もう片側を縫い付ける

カラフル生地を返して、こんどは裂けめのもう片方を折り重ねて縫います。

破れた部分を縫い合わせる画像

もうこわれないように、しっかり縫い付ける

しっかり二重に縫いました。

破れた部分を縫い合わせた画像

持ち手の部分も、返し縫いしています。

破れた部分を縫い合わせた画像

エクシムプロで修理完了

一応、こんな感じに穴がふさがり無事に完成です。

破れた部分を縫い合わせた画像

テントバッグをミシンで修理した感想

同じ色の生地を使えば、修理した場所が目立たずにすんだかもしれませんが、カラフルな色でアクセントとなって良いってことにしましょう。

じつはテントの袋だけではなく、このように裂けてしまったバッグを修理したことが以前にもあります。それは中学生の子供の通学用のリュックサックなのですが、やはり力のかかる部分が裂けてしまいました。ちょうど、リュックサックの上側で、背中側の生地とファスナーが付いている部分のマチの部分が裂けてしまったのですが、背負った時に穴が見えてしまう場所でした。
買い替えるのももったいない・・・(買ってやれよ!)とケチって修理しましたが、このテントバッグよりは目立たずになおすことができました。写真を撮っておけばよかったな。

もし、手縫いでなおすことになっていたとしたら?
諦めます。買い替え一択ですね。

もし、エクシムプロ以外の家庭用ミシンでなおすことになっていたとしたら?
途中までがんばってなおすと思います。でも仕上がりは?もしかしたらきれいに仕上がらなくて結局買い替えたかもしれないです。

ハンドメイドにはまっていた数年前にに思い切って買って以来、最近は時間がとれず出番が少なくなっていたエクシムプロですが、思いがけず役に立ってくれました。


買う時は高かったけれど、ハンドメイド作家にもならなかったけれど、後悔はしていません。こんな風に修理をするときも頼りになる、安心の職業用ミシンです。

レジ袋を作った時の記事

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