職業用ミシン・エクシムプロで
はちまき作り
トップページ
今回は “はちまき” をつくります。
夏のお祭りで使用するために、保育園から持ち帰った絞り染めの布でのはちまき作りです。
絞り染めは、子どもが保育園で染めてきたもの。世界で一つだけのはちまきになりそうです!
はちまき・作り方
持ち帰ってきた布は、はちまきの仕上がりサイズよりも少し大きめの長方形が2枚でした。
作り方は、「中表にして長辺2ヶ所と短辺1か所をぐるっと縫い、表に返して返し口を縫う」という指示でした。
この通りに縫えは良いのですが経験上、「長いものをひっくり返すのって結構大変」なので、今回は「長辺2ヶ所を縫ってひっくり返す」ことにしました。
はちまき作り・裁断
持ち帰ってきた布2枚は、結構アバウトに裁断されていたので、縫いやすいように2枚合わせて端を少し切り落としました。
はちまき作り・長辺を縫う
中表に待ち針をとめて
縫います。
そうそう、ちょっと注意点。
縫いはじめと縫い終わりの場所ですが、端から縫わずに、1cm程度の縫い代を残して縫いましょう。こうしておくとひっくり返した後の始末がやりやすいです。
同様に反対側の長辺も縫います。反対側の長い編を縫う時に注意するのは、同じ向きから縫うことです。ねじれが発生しにくいのできれいに縫えます。
縫いはじめと縫い終わりはしっかり返し縫をしておきましょう。
はちまき作り・ひっくり返す
それでは、ひっくり返します。
きれいにひっくり返す為に、まずアイロンをかけましょう。
そして、返し口を写真のように折ります。
そして、縫い代を片側に折って全体にアイロンをかけ、
あとはひたすら、ひっくりかえします。
ひっくり返りました
きれいにアイロンをかけましょう
はちまき作り・返し口を縫う
返し口は、写真のように縫いました。
角もきれいにピンとしていて気持ち良いですね!
出来上がりです!
わざわざ職業用ミシンで縫うようなものではありませんが、そしてピン角などにこだわらなくても良いただのはちまきですが・・・。
角の部分はただ折ってそのまま重ねると結構厚みが出てしまい(最大8枚重ね)、家庭用ミシンでは縫いにくいんです。8枚重ね+角部分、その上、縫いはじめが角部分となるため、ミシンの送りがうまく進まず、糸がグチャグチャと絡まって全然縫えない!なんてことも家庭用ミシンではよく起こります。
布の厚みによっては、針が折れてしまうこともありました。
家庭用ミシンで縫うときは、縫い代が重なりすぎないように、切っても大丈夫な縫い代はハサミでカットしてから縫うと縫いやすいと思います。
このブログ記事の手順通りで、ほぼ問題ないかな~と思いますが、もしできなかったらスミマセン!
というわけで、職業用ミシンだからと安心しきらずに、簡単なものを作る時も練習だと思ってきれいに作ることを心がけています。
お祭りの数時間の間しか使われない運命のものですが、母が作ったはちまきを巻いて子供が楽しくお祭りに参加できれば良いな。あとで写真を見たときに、染めから手作りのはちまきを思い出してくれたら良いな~と思っています。
追記。はちまき作り、2枚を重ねてひっくり返す方法の他に、1枚布の端を処理して作る方法もあります。額縁縫いの方法をまとめた記事を書きましたので、y
絞り染めでちょっとしたハプニングが!?
(注)ミシンでのハプニングではありません。
トイレトレーニング中の末っ子(3歳)が、一緒にトイレに行くたびに、自分のチンチンを気にして見ていました。
良く見ると、いつもよりもチンチンが黒っぽいというか、汚れているな~。なぜ?
お風呂の時に洗ってあげると汚れは落ちていつもの色に戻っていたので母は、「あ~誰か(姉2人)がいたずらしてチンチンに色でも縫ったんだろうと思っていました。
そして、「誰かチンチンに色塗ったでしょう?」と子どもたちに尋ねたのですが誰もそんなことはしていないと・・・。
じゃあ、どうして?なぜチンチンがあんな色になっていたの?
もう不思議でなりません。
「そういえば!?」と長女が言いました。
「お風呂に入る時に○○(末っ子)のパンツから緑色のひもみたいなのが出ていたよ!」と。
「緑色のひも?」
何かヒモで遊んだっけ?毛糸とかは出していないし。ヒモヒモ・・・
ヒモ!?
そうか、緑色のヒモって・・・
そうです。絞り染めの布端を切ったときのヒモ状の生地。これを末っ子がパンツの中に入れていたようなのです。
なるほど、緑色の絞り染めの生地が色落ちしてチンチンに着色したってわけか。
謎が解けました。3歳の末っ子に
「パンツに入れたの?」と尋ねると
「うん!」
と答えていました。
絞り染め、恐るべし。
夏休みの製作にも良いかもしれません。Color Market 楽天市場店では、いろいろな染め道具が売っています!
私も良く購入させていただいている生地・服地のニット工房さんでは、こんなステキな絞り染め風のニットも
もう、ミシンに飽き始めてきた方は次回は自分で染めてみるのも楽しいかもしれませんね。